全国で2例目、政令市例都市では初の事例
オープンガバナンス推進の1つとして、神戸市でCode for Japanによる「コーポレートフェローシップ」プログラムが始まりました。
日本では福井県鯖江市に続き、全国で2例目、政令市例都市では初の事例となります。
この度、地元のCode for Kobeからフェローシップとして当法人の松村と、株式会社ヤフーから宮崎さんの2名が参加します。
♢Code for Japanとは?
市民が主体となり、地域課題解決に取り組むコミュニティ作り支援や、
テクノロジーを活用したアクションを創発する活動を支援していく非営利団体です。
さまざまな立場を超えた人たちと、より良い未来づくりのために
「ともに考え、ともにつくる」ための活動を行っていきます。― Code for Japan HPより ―
♢コーポレートフェローシップとは?
コーポレートフェローシップとは、企業の人材が地方自治体の職員として地域課題解決のためのプロジェクトに従事することで、様々な学びを得ていただくプログラムです。
― Code for Japan HPより ―
※詳しくは以下をご覧ください。
受け入れ課は、産業振興局経済企画課、
期間は、2015年6月〜8月(3ヶ月)、
業務内容は、「スタートアップを育成するエコシステム作りの支援」となります。
平成27年度より神戸市では、創業支援、それもスタートアップと呼ばれる主にITの関連の企業を支援する仕組みづくりを、経済企画課を主体として始まります。
起業の聖地と呼ばれるシリコンバレーでは、スタートアップ企業が起業しやすい、そして成長しやすい仕組みがあると言われています。特に、創業初期段階の「アクセラレータ」と呼ばれる組織の資金提供や、先輩起業家からの実経験に基づいたアドバイスなどの一連の支援の仕組みに、今注目が集まっています。
この度、神戸市では、スタートアップの支援には、創業初期の支援が不可欠と判断し、シードアクセラレーションプログラムの提供を行う「神戸スタートアップオフィス」の開設をはじめとし、様々なスタートアップ支援施策を行います。
参考:起業創業関連予算資料(PDF)
・シリコンバレーへの派遣交流プログラムの実施
・グローバルスタートアップゲートウェイ神戸(ビジコン)の開催
・神戸スタートアップオフィスの開設
フェローシップの2人は、上記の施策の支援を行うことになります。
手始めに経済企画課の一連のスタートアップ支援策のPRのためにFacebookページ「KOBE Startup News」を作成しておりますので、ぜひご覧ください。
また、上記支援と同等以上に重要なのが、これら業務を通し、神戸市職員の方々と全く文化の異なる2人が、一緒に仕事をすることで、民間のIT企業の仕事の進め方や、業務効率化を図ることにあります。
その先に、最終的な目的となるオープンガバナンスの推進を目指していきます。
コーポレートフェローシップの動きはまだまだ始まったばかりで、これから日本のフェローシップのモデルとなれるよう邁進していきたいと思いますので、今後の動きにぜひご注目ください!
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