オープンデータや、コーポレートフェローシップの受け入れなど、オープンガバナンスの進む神戸市において、庁内で初となるアイデアソンの企画立案、運営に関わらせていただきました。
課題に直面する市民の方やICTエンジニア、デザイナーに加えて行政職員も入り、それぞれが課題を共有し、その解決に向けたアプリやWebサービスのアイデアを出し合う「アイデアソン」が、近年、企業や公的機関などの主催で全国各地で活発に行われています。
「庁内アイデアソン」の開催について
「オープンデータ」×「アイデア・気づき」=「新たな市民サービス」
神戸市では、行政の透明化を確保するとともに、行政が保有するデータを活用した新たな価値の創出を目指し、産学官の連携によるオープンデータの推進に取り組んでいます。
そこで、行政が保有する「オープンデータ」と職員の日々の業務に埋もれた「アイデア・気づき」をつなげることで、新たな市民サービスの創出を目指す庁内アイデアソンを開催いたします。—神戸市HPより—
神戸市では、行政が保有するデータを公開し、活用することで新たなサービスの創出を目指すオープンデータ推進の取り組みとして、「庁内アイデアソン」を開催。
職場や地域で必要とされる課題解決のために、多様なセクターの人たちがアイデアを持ち寄り、オープンデータと、職員の日々の業務に埋もれがちな「アイデア・気づき」をつなげることで、新たな市民サービスの創出を目指すものです。
民間事業者や大学などとの連携によるアプリケーションの開発など、最終的な実用化に向けて、コミュニティリンクと「Code for Kobe」がITによるサポートを進めています。
2015年7月3日、公募により選ばれた14名の市職員が、市民ニーズに応えるべくワークショップ形式で新たな市民サービスを模索しました。
- グルーピング
- アイデアのドッキング
- アイデアの発表
- 他チームの提案
- ブラッシュアップ
当法人CTOであり神戸市コーポレートフェローシップ研修員である松村亮平もメンターとして参加。
各チームごとにアイデアを組み立て、白熱した議論が飛び交うアイデアソンとなりました。
ここで生まれたアイデアは、組織内の情報やIT利活用での利便性などを認識し、データ化・オープン化の意義を確認しながら、最終的には、アプリケ―ションの開発などの具現化に向けて、第2のステージへと進められています。
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