●ご挨拶
はじめまして。相馬知佳と申します。
昨年6月からコミュニティリンクにジョインし、主にHRや組織戦略検討など組織体制強化の取り組みを担っています。
元々農林水産省に勤めており行政改革のテーマも関心が強いので、個別の事業ではUIXの自治体から集まる課題のブラッシュアップの方法や、課題解決に関心を寄せて頂けそうなスタートアップ等を以下に効果的・効率的に見つける方法の検討をコアメンバーと一緒に考えています。
●これまでのキャリアとコミュニティリンクとの出会いのきっかけ
キャリアのスタートは農林水産省で、農協や植物防疫の部署の企画・法令担当をしていました。
農林水産省には2010年から3年半勤め、その後1年ほど、社会的企業にプロボノで関わった後に、監査法人の公共向けのコンサル部門に入りました。
そこでは、農林水産省の食・健康関連の補助・委託事業を多数の組織と協働して進めていました。
その食・健康関連の事業で、農産物のポリフェノールなどの機能性成分を軸に自治体・生産者・大学・食品メーカー・消費者などをつなげて新しい商品開発を目指すチームを組成するため全国飛び回っていました。
出身地の兵庫県内でも何かできないかと画策していたときに健康と食をテーマにするならQOLまで踏み込みたいと話していると、関西大学の先生とQOL関連の取り組みをしていた創設者の榊原を紹介してもらいました。これが2015年8月です。
コミュニティリンクがテクノロジーを切り口にした活動をしていたので、私が東京大学公共政策大学院の出身で元経済産業省の奥村先生の「行政とIT」というゼミ出身だと話したら、榊原からその日の夜にCode for Kobeの集まりがあるから参加しないかと誘われました。
親睦会などで冗談半分で「コミュニティリンクに来ない?笑」と言ってもらっていた記憶があります。
●夫婦そろってコミュニティリンクで働くに至るまで
その後、コンサルとして機能性成分関連のビッグデータを活用する事業を進める中で、榊原とFBメッセンジャーで情報交換する機会が多くなりました。
漠然と東京と兵庫のデュアルライフも考えていた2017年2月に、
榊原から「データアカデミー事業を一緒にやってくれる人を探している。誰かいい人が居ない?」と聞かれ夫の裕貴を紹介しましたところ、
あれよあれよと話が進んで3月には西宮の私の実家に、夫が一人居候で働き始めました。
そして半年後には私自身も大阪転勤をもぎとり実家に帰ってきましたが、2度流産が続いたこともあり2018年7月に前職を辞めました。
当時、夫が関わっていたエイジフレンドリーシティの取り組みの相談などを受けており、住民主体のまちづくりを進めるための仕掛けづくりは面白そうで、
そろそろ私自身もコミュニティリンクで働いてみようかと榊原や夫と話していた矢先に3度目の子供を授かり、2019年4月に娘を出産しました。
夫は8月頃まで育休を取り、必要なときは出社したり打ち合わせに参加したりしていました。
そして、2020年4月から娘がこども園に入園できることになり、今度こそ自分がコミュニティリンクにジョインすることになりました。
コロナ禍だったので本格的に預けられるようになった6月からコミュニティリンクで働き始めました。
●コミュニティリンクに入ってから徐々にHRをすることに
まだ娘が小さいこともあり6時間勤務にしています。最初は法人としての成果や実績をまとめる資料作りから始め組織の各事業の理解を深めていました。
次に、各事業の実績が積み重なり組織としての動きを強化するタイミングだったこともあり、組織体制強化にあたっての課題整理などをしていました。
課題整理をしていく中で、自分の知見も活かせるHR領域の取り組みに注力するようになりました。
有難いことに弊法人は様々なお取組にお声がけ頂けるものの新しいプロジェクトを行うにはHRも重要です。
UIXは弊法人の中で特に伸び盛りの事業なので、事業の進め方の検討の場に積極的に入っていって、パフォーマンスを効果的・効率的に高める人材配置や人材採用などを進めている最中です。
●おわりに
私自身、元行政官でテクノロジーに明るかったわけではありません。その代わり、行政官が抱く「本当はこんなことできたらいいのに」という社会課題の種を実感を持って知っています。
その社会課題の種と現場に寄り添ったテクノロジーをつなげ、社会実装に至るまでの一連の流れに携われることは、手前みそながらやりがいを感じます。
新しくジョインされる方と一緒にUIX事業をさらに良いものにしていけたら嬉しいです。少しでも興味を持っていただけた点があれば、一度気軽にお話してみませんか?
あなたのご応募を心からお待ちしています。